篠原ドッグトレーニング
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犬のしつけの基本
愛犬との信頼関係を築く大切な2つのこと
犬のしつけの基本は愛犬と飼い主の『信頼関係』です
アイコンタクト
「目と目で通じ合う」ということはとても大切と言われます。これは人間同士のみならず愛犬と飼い主の間にも言えることです。
愛犬の名前を呼んだ時、ワンちゃんはすぐにあなたの顔を見つめてくれますか?犬が飼い主に注目し、顔を見つめるということは、それだけ飼い主と犬の絆が深いと言えます。
こういった信頼関係を築くために、普段から愛犬と楽しくアイコンタクトをとることが重要です。
コミュニケーション
愛犬の名前や「おすわり」「まて」「ふせ」「おいで」などの基本コマンドはワンちゃんと飼い主様の共通言語と言えます。この共通言語をお互いが身につけることで愛犬とのコミュニケーションが活発になり信頼関係が築けます。
また、ワンちゃんが体を触れられても嫌がらず、安心して身を任せるよう信頼関係を築ければ、愛犬の毎日のお手入れや健康管理がしやすくなるので、スキンシップもとても大切となります。
犬の「学習のしくみ」を知る
犬は主に3つの方法で学習させると良いと言われています。それらをうまく組み合わせることでしつけを成功させ、困った問題行動を予防することも可能になります。
慣らす
経験したことのない刺激にさらされると犬は驚いたり戸惑ったりします。このようなストレスに自然に慣れてしまうこともありますが、弱い刺激を何度か与えて慣らしていく方法もあります。最初から大きな刺激を与えると、強い恐怖心となってしまうこともありますので、反応をよく見ながら慎重に慣れさせることが必要です。
良い印象を持たせる
犬がその刺激を苦手に思っている場合には、その刺激に良い印象を持たせることが有効です。例えば、初めての動物病院で普段と違う扱いや注射をされると、病院は怖い・痛いというイメージを持ってしまいますが、病院のスタッフが遊んでくれたり、診察台の上でおやつをもらったり、おやつを食べている間に注射を打ってもらえば、病院は楽しい・おいしいという良いイメージになります。
良い行動を教える
犬はある行動をした1秒以内に良いこと、つまりごほうびがあると、その行動を繰り返し行うようになると言われています。この原則を利用して、しつけの基本コマンド指示を教えたり、良い行動とは何かを教えていくことができます。ただ、犬が冷静でないとうまく覚えてくれないので、ごほうびでも行動でもまずは弱い刺激から行うと良いでしょう。
例えば愛犬のこんな困りごとを解決します
ここでは「叱らずに」問題を改善する方法を一部ご紹介します
※ご紹介する内容は一例です。ワンちゃんの性格により個体差がありますので、必ず解決するものではありません。当店ではワンちゃんの個性に合った訓練方法をご提案します。
吠える
食事や散歩を催促して吠える「要求吠え」は、吠えるワンちゃんを無視することで改善することがありますが、あえて吠えるタイミングを教える方法もあります。吠えるタイミングを指示できるようになると、指示がないときは吠えても褒められないため、ワンちゃんが静かにすることを覚えやすくなります。
噛む
お手入れされることが嫌いで噛んだり、爪切りを手に持つと逃げてしまうというワンちゃんは、怖い経験をしてしまった可能性が高いです。そこでまずは大好きな食事や散歩の時間に利用している食器、リード、おやつなど、愛犬の好きなものと一緒に爪切りをもって見慣れさせ、手に持って近づいても大丈夫になったら、怖い思いをさせないように短時間で少しずつ慎重に慣らしていきます。
トイレ
散歩に行かないと排泄しないワンちゃんの場合、大雨の日や家族の不在時に困ってしまいます。この場合の教え方としては、例えば散歩の際にシーツを持参し、排泄時に「トイレ」と言葉をかけつつ地面に広げたシーツに排泄させるように促します。その後、おやつなどを与え褒めてあげればワンちゃんはシーツの上で排泄することに慣れていきます。あとは徐々にご自宅の庭やお部屋のトイレなどへ移行し、ゆっくり教えてあげます。
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